AKAN LEATER

森を生きた、レザー。

AKAN LEATHER

AKAN LEATHERが作るレザー製品は、北海道だけに生息する
エゾ鹿の皮に拘った製品づくりをしています。

森を生きた、レザー。

AKAN LEATHER

Akan Hokkaido JAPAN.

北海道に生息するエゾ鹿は、年々その頭数が増え農林業、
交通障害など多くの多くの問題を引き起こす害獣となっています。

私たちが拠点を構える、ここ阿寒湖には、太古から続く大自然豊かな森があります。
しかし、その森にもエゾ鹿の被害が及んでおり森が枯死してきているのです。
また、頭数制限のために狩猟されるエゾ鹿の皮の多くは、産業廃棄物として廃棄されています。

私たちは、阿寒湖に暮らすアイヌの教え「自然との共存」という教えとともに、エゾ鹿の命に感謝しながら、今まで廃棄されてきたエゾ鹿の皮を用いた
「AKAN LEATHER」というブランドを立ち上げることとしました。

私たちは、縄文から現代へ、15,000年以上ものときをかけて脈々と続く日本のサステナビリティ「円環する命」という考え方を、世界の皆様に知っていただきたいと考えています。
阿寒レザーは、15,000年の日本の奥行きを表現してまいります。

製品の特徴

1素材
鹿の皮はレザーの中のシルク製品とも称される品質の高い素材で、その特徴は、羊の皮と肩を並べるほど柔らかい皮であること。
2質感・手触り
独特な皮の組織構成を持つため、通気性・吸湿性にとても優れていて湿度を自動でコントロールしてくれるため、湿潤気候である日本の風土にとても適していると言われています。また、鹿皮は第二の皮膚”という異名をとるほどしっとりとなめらかな質感・手触りを楽しむことができます。
3柔軟性
皮の組織構成でいうと、鹿革は伸縮性にも優れており、型崩れしにくい特性を持っています。表現するならば、バネのような伸縮性、スポンジのような柔軟性と言っても大げさではありません。また、他の革だと10年もお手入れをしないとバリバリになってしまいますが、鹿革は何年も柔軟性が損なわれることがありません。
4デザイン性
他の革にくらべてメンテナンスが容易で、2ケ月ごとにクリームでメンテナンスするだけで一生綺麗な状態で着ていただくことができます。AKAN LEATHERのレザージャケットのデザインの多くは、日本が生んだ世界的ファッションデザイナー故山本寛斎氏の意思を継承する山本寛斎事務所が担当しており、私たちとともに「デザインは極力シンプルに、ネイチャーフィールドにも、タウンフィールドにも着ていただける」一生ものの革ジャン作りを目指しています。